近年はSNSなどの流行により、SNS映えした写真などということで、
背景をボカした写真などを撮影してみたい!という方も増えていらっしゃいます。

そんな時に単焦点レンズがあれば、初心者の方でも簡単に
背景がいい感じにぼけた写真が撮影できるのですが、
単焦点レンズ持ってないよー。といった方向けに今回は
標準レンズで背景ボケを撮影する方法を説明します。

①F値の設定を一番小さな値にする
まずはF値を最小値設定に変更します。
F値が何かというのを説明しますと、
光を取り込む量の設定になります。
F値の値が大 ⇒ 光の取り込む量は少なくなる
F値の値が小 ⇒ 光の取り込む量は多くなる

基本的にはカメラでは光を取り込む量が多いほど、背景がぼけて
光を取り込む量が小さいほど背景が鮮明になると覚えてもらって大丈夫です。

②被写体にカメラを近づける
できる限り被写体にカメラを近づけてシャッターを切ります。
この時に被写体と背景が離れていることが重要です。
要は以下のような距離関係にすることで、
ピントの合った位置と背景までの距離を離してやることで背景をボカしてあげています。

カメラ→-被写体———————背景

この時に、カメラと被写体の距離も離れていると、
背景はボケるにはボケるのですが、ボケ方が弱めの画像になってしまいます。
弱めのボケがいいという方や強めのボケがいいという方もあるかと思うので、
そこは好みによってカメラと被写体の距離を調節するとよいかと思います。



でも、やっぱり単焦点レンズがあれば、
被写体にピントを合わせてシャッター押すだけで
背景ボケの写真が撮影できるので、
できれば単焦点レンズは1つは持っておきたいですね!

キヤノンであればEF 50mm、ニコンであればAF-S 35mmが
1万円前後で購入できるのでコスパ的にも入門向けとしておすすめです♪